競馬屋予想ノートによるレイティングマニアック研究書

競馬屋予想ノートによるレイティングマニアック研究書

書きかけでまだ未完成という事ですが
レイティングマニアックの研究書と
いうタイトルのダウンロード書籍(予定価格300円)
を見せてもらいました。許諾が必要という事なので
もちろんOKです。
その一部を紹介しておきます。
なんとなくですが、レイティングマニアックの
参考書のような印象をうけました。
初心者の方には判りやすいと思います。
なにより私より文才があるので・・・。


レイティングマニアックの読者に
なって今年9月で3年目になる。
登録当時の自分からは想像もつかない
ほどのテクニックを身につけたと
思う。

競馬に限らず、アカデミックな世界
では、まず研究の方法を学ぶことは必修と
される。その後徹底した研究分析を重ね
精通していくのが目的へのもっとも近道だ。
この基本的な手法を学ぶ事なく競馬という
博打の世界に出ることは、航海図をもたずに
大海原に出航するようなものだというのは
確かな事だと思う。

読者になる前の自分の安易な思考と
中途半端な分析では、常に
不安を抱いた選択を余儀なくされ16頭の
出走馬の中に勝てると見込まれる馬が
ともすれば過半数も居る出馬表を
つきつけられる日々を送っていた。

レーマニ(レイティングマニアック)
の手法をいくつか紹介してみる。

レイティングマニアックの勝ち馬予想
の手法の中にキャリアから測るという
ものがある。

判りやすいように具体的な例を挙げてみる。

2009年2月7日 京都3日目 5R3歳未勝利戦

フェイズシフトという馬が勝利した。
2着にオウケンマジック
3着ナリタクリスタル
4着トライアンフマーチ
という結果だった。

それぞれの馬の当該レースまでのキャリアは
フェイズシフト 4戦
オウケンマジック3戦
ナリタクリスタル2戦
トライアンフマーチ1戦

となっていた。


上記レースの2〜3着馬達は

2009年3月1日阪神3R未勝利戦で再戦となった。

人気の順位は

1人気ナリタクリスタル
2人気オウケンマジック
4人気トライアンフマーチ

とほぼキャリアによる成長の可能性を無視した
前走の着順のみの評価による
安易な思考が露骨に出た形となった
人気の順位になっていた。

結果は、人の安易な思考をあざ笑うかのように

1着トライアンフマーチ
2着ナリタクリスタル
3着オウケンマジック

となっている。



クラシック関連のレース出走した馬をモノサシ
に使い勝ち馬を予測する。

具体的な例として2010年3月20日阪神11R若葉S

1着ペルーサ
2着ヒルノダムール
3着マコトヴォイジャー

という結果だった。

3着マコトヴォイジャーのみその後
古馬混合下級条件戦を走っている。

若葉Sでは勝ち馬から、0.2差ほどだった
ことをモノサシとして使用すれば、
この馬から0.2差ほど上位にくれば
ペルーサほどの能力とはいわないまでも
それなりに評価できる
馬という考えも成り立つ。
その後のマコトヴォイジャーの成績を
追いかけてみよう。

距離2000m付近でマコトヴォイジャー
より0.2上位になった馬が2頭居る。

7月24日小倉9R
8月29日小倉12R
だ。

7月24日のレースは上位馬は5歳及び
4歳馬であり、同じ3歳ではないので
対象にはならないのだが8月29日の
レースは、マコトヴォイジャーに0.2差
勝利した馬は、デンコウオクトパスという
3歳馬だ。
この馬次走は昇級初戦になったのだが、
4番人気ハンデ戦であり、キッチリ
差し切っている。
馬番が8番となっていて前走勝利時と
同じゼッケンを付けての勝利となっている。

このような手法をレーティングマニアック
では、クラシックポイントハンデキャップ
という名で呼ばれている。

これは、欧米では古くから使われている
キーレースハンデキャップもしくは
クラスハンデキャップといわれる手法と
同じものだ。

この手法が鮮やかだったのは、
なんといっても昨年の菊花賞予想が
よい例だろう。

以下当時配信されたレーティングマニアック
プレミアムメールマガジンより

スリーロールスについて

モノサシにトモロポケットを使い
ジャミールを測るかトップカミングを
使ってジャミールを測るかがポイント
だと考えます。

つまり、トモロポケットから測れば
ジャミールはトモロより1ポンド上
トップカミングから測れば,
ジャミールは、2ポンド上

ジャミールに4馬身差で完勝している、
スリーロールス
8ポンド+1ポンドで9ポンド上
もしくは8ポンド+2ポンドで10ポンド
ジャミールより強いことになります。

トップカミングとトモロポケットは共に、
神戸新聞杯に出走しており5、6着 
それぞれ勝ち馬のイコピコから8ポンド差
と9ポンド差ですからスリーロールスの力は、
イコピコと同等か1ポンドほど上だと
考える事もできますね。

このような予想の手法がレーティングを
使って力を測る基本となります。

スリーロールスについてはグレードの
高いレースでの経験が無いという事が
3000mでの競馬でどうなるか?
だけだと思います。

2009年菊花賞当時に配信された
レーティングマニアック
プレミアムマガジン
JRA土日版Vol.373 2009/10/25 より



最近のレースでは、昨年度のローズS及び
秋華賞において3,4着、それぞれ着差
0.2〜0,3差と好走したクーデグレイス
(今週の夕月特別1000万に出走9をモノサシ
に使い、この馬との比較から勝ち馬のその後を
占った形の予想も、やはりこの種の予想に
入るだろう。
休明3戦目あたりで本調子に戻ったと判断し
勝ち馬を見ると、
2010.4.11 野島特別の勝ち馬ダイワジャンヌ
(その後1600万勝)
2010.5.23 パールS テイエムオーロラ
(その後マーメイド3着、1600勝)
2010.6.20 HTB トウカイメロディ 
(その後オープン2勝)

ちなみにレーティングマニアックで
よく使われるオッズ戦略があるのだが、
その名称は
「スティング」と呼ばれる。
これはかの有名な映画のタイトルから
とられたものだが内容も似ているところが
面白い。現在のように大衆の動きをパソコン等
にてオッズという形で分単位で確認できる
世界において、大衆博打を生業とするには、
どんな予想手法にも勝るものであると
いえるだろう。


今日のブログへの書き込みを読んでも
競馬屋ノート
http://ameblo.jp/keibayanote/
感心するほど上手な立ち振る舞いですね。
応用力も技術も、探偵さんやゴラムさんに
匹敵するかな〜という印象うけました。
このような方が私のところから
育ってくださってるのはとても
うれしい事だと思います。

完成したものを私も早く読んでみたいと
思います。

私のマガジンの引用文は許可しております。


レーティングマニアック管理人