エリザベス女王杯 競馬レーティング予想の手法

エリザベス女王杯 競馬レーティング予想の手法


私の競馬レーティングインポートの手順
ページを作成したのですが、競馬レーティングを使った
予想の手法(メールマガジンの読者の方はおなじみの手法なのですが)
レーティングを使うという事に不慣れな方はなんだか
よく判らないと思うで、さきほど読者様に配信したマガジンを
転載しておきます。



このレースは比較の対象がバラけているように見えるのですが
よくみると案外バラけてないんです。
視点の問題なのですが、G1戦だけの目がいってしまうと
見えるものも見えなくなってしまうので整理が必要になります。
でもそんなに難しい事はないと思います。

このようなクラシック選手権戦と古馬の選手権戦
がぶつかるレース他に在るのかなと・・・
例えば牡馬のこのような類のG1あったかな?というような
事から考えていきます。

そう考えると、このレース番組を作った位置づけもなんとなく
見え隠れしてきますね。

古馬の路線と3歳馬の路線がそれぞれ違うのは当たりまえなのですが
このあたりがポイントで、番組をよくご覧になれば判りますように
府中牝馬秋華賞が同週に設定されてますね。
秋華はG1ですが府中牝はG3です。
でも府中牝には、前年のクラシックホースが出走してる事が多い。
でもこの府中の前に古馬牝が出走できるレースは?
そうです、無いのです。
8月にクイーン(札幌)6月にマーメイド
5月に強引に作ったようなG1番組ヴィクトリア
みんな牡馬混合を何か使いながらローテを組むか
上記の牝限定レースを間を空けながら使ってくるか
どちらかしか選べないようになってます。
しかし、府中牝を使うと、その後はエリザベスまで
秋華賞とまったく同じローテになってることがわかります。
そういった背景を踏まえ、、まず3歳牝馬達の
レーティングの整理を行います。

例、ローズS勝ち

JRAレーティング108以上評価をうけたローズS馬

ファインモーション108(RR:100.25)
ダイワスカーレット109(RR:106.25)
アニメイトバイオ 108(RR:106.25)

107の評価をうけた馬

アドマイヤグルーヴ
エアメサイア
ベッラレイア
ブロードストリート
ワイルドラズベリー

というようにレーティングを整理しておくと
3歳馬では、どの馬が必要でどの馬が勝ちの圏内に居ないのかが
見えてくると思います。

秋華賞ですとG1ですから110以上の評価馬と考えれば

ファインモーション
スティルインラブ
スイープトウショウ
ヤマニンシュクル
エアメサイア
ラインクラフト
カワカミプリンセス
ダイワスカーレット
レインダンス
ウオッカ
レッドディザイア
ブエナビスタ
ブロードストリート
アパパネ
アニメイトバイオ

という連中となります。



またアプリコットフィズ
などのように(このレースどうも怪しいのですが)
3歳でクイーンCを勝利した馬というのは
過去にはオースミハルカが居ます。
レーティングはアプリコットの方が上になります。
オースミハルカはその後、秋華6着、エリザベス9着
翌年古馬になったあと、同じローテをとり
(クイーンー府中牝ーエリザベス)
エリザベスでは2着となってますね。
翌年サスガにクイーンを(斤量の関係で使わず)
4月に福島牝を58Kで使い、やはり府中Sから
エリザベスというローテで2着となってます。

※最初のエリザベスでは9着と着順は悪いのですが
その後2着2度のときとレーティングではあまり変わりません。
2着時がどちらも109、9着のときは108ですから
基本的に同じパフォーマンスを行っていて
9着のときは相手が強すぎたという事になるのでしょう。
※1,2着馬は、アドマイヤグルーヴスティルインラブでした。
この年タイガーテイルというチャーハン馬が(生まれは仏ですが)
3着まで頑張ってました。

このように書くとまだ考え方や調べ方
まとめ方に慣れていらっしゃらない方は、単純に府中牝馬注意と
思ってしまうかもしれませんが、これはこれでキチントまとめておかなければ
いけません。

普段からまとまっていると予想は早いのですが・・もしくはレーティングを
ご自身で算出しておられる方ですと、その都度そこで予想を行ってしまってるので
纏めながら予想もまとまってしまっているということになり、というか
そうでなくてはとても無理だと思うのです。

でも一応かいておきます。府中牝からエリザベスにてそれなりに
好走している馬はさきほどのオースミハルカ(9着時も108で走ってますので
好走と扱います)それから、レディパステル4着ですが
この馬たちに共通するものは、3歳時にエリザベスに出走しレーティング
それぞれ108と109という評価を受けているというところが
ポイントになります。
もちろんその前年に府中牝からエリザベスへ向かい、2着となった
ダイヤモンドビコーなどもいます。この馬はローズ出走後休養に入ってしまい
エリザベスは使わず、別路線ですが、この馬とて、中山牝及び府中牝馬では
107というレート評価をうけてる馬です。そういう意味では
今回出走してくるテイエム(また云ってると思われるかもしれませんけど)
気にはなってます。

つきることなく(文章にするとどこまでも書かないといけなくなるので)
長くなってしまうので、このあたりで辞めておきますが

上記に記したようにまとめていき、(もちろん他レースも
同じ手法で)
今回の出走馬に当てはめれば、何頭も残らないと思うのですが。
準備が整っていない方も、まだ数日あるので間に合うかもしれないと
思い、本日考え方として配信しておきます。



レイティングマニアック管理人