3歳以上夏番組における3歳馬のレーティングと斤量及びアロワンスの考え方

3歳以上夏番組における3歳馬のレーティングと斤量及びアロワンスの考え方

競馬レーティングというのは世代毎に作成いたしますので
他世代と戦う場合どうしても世代同士の差がでてしまう。
またその差がでる時期に、エージアロワンス等を加味して考える
必要があります。

目安としてのポイントを書いてみます。


あくまで基本ですが3歳限定レートの場合、アロワンス分を差し引いて
古馬のレーティングと比較いたします。


先週道新スポーツ杯に出走したテイエムオオタカを例として考えます。
この馬の3歳レーティングは102ポンド。
この時期エージアロワンスが3K(レーティング変換6ポンド)
ですから102−6=96となります。
この96というレーティングを古馬の現在のレーティングと比較
します。つまり古馬の96あたりの馬達と戦うのであれば、
力不足は感じない目安レーティングと考えます。

私が配信しているレーティングをご覧くださればわかりますが
対戦する相手となったのはキョウエイアシュラ105以外の馬の
レーティングは、マッキーコバルト96
ミオリチャン96、テイエムガッド95、フレッドバローズ95
クレバーサンデー93あたりのレベルでした。
キョウエイアシュラが全開で走ってくれていれば勝てたかどうかは
判りません。(案外全開で走ったのかもしれませんけれど)
キョウエイアシュラ以外の馬となら互角にやれるという目安として使います。


同じようにもう一頭八甲田山特別のタウンレプトンですが
この馬のレーティングは98でした。
距離2600ですので、エージアロワンスは
4K(つまり8ポンドです)ですから98−8=90となります。
90あたりの古馬となら互角に戦える目安と考えるわけです。

このレースの当面の相手は、ワイズミュラー91
トキノヤマトボシが85の馬、ナムラアーガスが92の馬
ロケットダイブが89の馬、でした。
上記のように3歳レートは考えます。
3歳限定レーティングと古馬のレーティングの関係は
年度によって当然の事ですが違います。
3歳レーティングの、いくつの馬と古馬のいくつの馬がほぼ一致するのか?
という事をテーマに夏番組において力見解を実戦の中で把握して
いくという事になります。

レイティングマニアック管理人