ハンデを指標にして別定戦で狙う　日経新春杯Ｇ２に見るハンデの指標

少し不可解なＪＲＡの判定についてお話を書いておきます。批判しているわけ
ではなく、仕方が無いし納得せざるを得ないが、角度を変えた視点からみると、
そのハンデは不可思議になってしまうというお話です。

　ムスカテールに1/2馬身差、ダコールに1馬身1/2差、負けているカフナをモノサシに
すると、ムスカテール５６ｋ、ダコール５５ｋというハンデは逆だろ？
と思ってしまうのは当然だと思います。

　アルゼンチンＧ２戦の２着馬と、ローカル福島Ｇ３ハンデ重賞の２着馬
とでは、表向き、どう考えてもアルゼンチンＧ２戦の2着馬が上であるといわれれば
納得せざるをえません。

　ですが、別の視点（つまり勝ち馬同士）を比較してみるとアルゼンチンＧ２戦の勝
ち馬は、ルルーシュ、福島ハンデの勝ち馬はダイワファルコン

　ダイワファルコンとルルーシュは、昨年中山のＧ２戦（オールカマー）で戦い、
ダイワファルコンは、ルルーシュに、1馬身ほど完勝している事実
（ルルーシュにロスがあった事は事実ですけれどロスが無ければ勝てたのか？
となると、それは誰も判らない事です）があることを含め考えると、
Ｇ２というグレードは確かにＧ３より一つ上ですけれど、Ｇ２にもＧ３程度のレベル
がありますし、逆にＧ３にもＧ２並のレベルがある事が判ります。

上記それぞれ二つの視点から見た測りでは、どちらから考えても、
ダコールの方が上に感じるのではないでしょうか？

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