鳴尾記念 グレード別定にも出走規定の違いによりレベルの差がある。

鳴尾記念 グレード別定にも出走規定の違いによりレベルの差がある。


見落としがちな規定

G3戦のグレード別定戦にも大きくわけて2つの規定が存在する。
一般的なG3のグレード別定は、根岸S他のように、
G1勝ち馬は、規定斤量に対して3K増、G2勝ち馬は2K増というもので
あるが、今回の鳴尾記念のように、名だけはG3だが、中身はG2と
いえるものが存在し、番組上見落としがちなレースも存在する。

先に行われた、京阪杯などがそうである。
番組規定をみると、G1馬は2K増、G2勝利馬は1Kとなっている
ところは注意が必要である。

勝利したのはロードカナロアであったが、G1馬がG3に58Kで
出走できているという不可解なレースである。


鳴尾記念も、一昨年までの金鯱賞と入れ替えられたレースであることを
考えると当然のように、中身はG2である。

昨年の1,2着馬をみると判るが、どちらもG2馬であった。

今回昨年ほどのレベルのメンバーは集まってはいないが、
G2戦を勝利しているダノンバラード、レーティング113
、それから、昨年4着となっている。ナカヤマナイトに対して2度のG2戦
において2着となっているダイワファルコン、レーティング109は
かなり有力な競走馬と考えることができる。

ダイワファルコンに関しては、以前のサードギアオンリーの走り
トップギアがなく、唸るほどの手応えで直線を向くわりに、トップ
ギアがなく、伸び悩む馬)が年齢とともに解消されてきており、
(相変わらずな面もあるにはあるが)早目に抜け出し我慢できれば、
相手が相手だけに、それなりに期待できると判断できる。

ダノンバラードも似たようなタイプで、阪神の坂は得意だろうと
想定できる走りを行うことから、やはり最有力馬と考えることができる。

人気のパッションダンスは新潟大章典のときには、推奨したが
あれは、あくまで見解詳細に書いていたように、斤量面とレーティング
の比較から想定したもので、今回のような実質G2といえる
レースでは、私個人は有力視はできない馬といえる。

確かに阪神コースは得意としている馬ではあり、騎手も上手な騎手では
あるが、ダイワファルコンが早めに並びかける可能性が高い今回は
後方からくる馬の単なる餌食になるのでは?と思ってしまう。

トランスワープに関しては、ダノンバラードとのAJCCにおける好走
があり、守備よくレースが運べば伸びてくると想定できると思う。

トウケイヘイローに関しては、ダービー卿のおりに推奨したが
あれは、あくまでマイルにおける4歳世代の強さから説明したので
あり、今回の2000mでは、嵌ればという期待しか持てない。

エアソミュールに対しては、人気になる要因が私には判らない。

鳴滝と比叡を連勝、もしくは3歳で比叡を勝利する馬も過去にもおり
有名ところは、トウカイトリックあたりだが、他のメイショウドンタクや
スマートロビンなどのその後の戦績をみると、当該距離より
長めの距離で能力を発揮していることから想定して、今回の2000mで
期待できるとは思えないのである。

レーティングマニアック管理人


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